平均台で求められる芸術性ってどんなもの?

平均台GYM 平均台のルール

平均台にはゆかのような音楽はないですね。けれど、平均台でも曲をかけて踊っているような演技ができると、良い演技です。

リズムやテンポがいい。また動きと技のつなぎがスムーズにできている。など、いろいろなポイントがあります。

実際に審判はどんなところ見ているのか、今回は平均台での芸術性の評価についてみていきましょう!

平均台はどんな演技をすればいいのか?

平均台の特徴はなんといっても、台が細いことです。幅が何㎝か知っていますか?

10㎝です!道路の白線とおんなじくらいですね。

長さは何㎝でしょう??

私は調べてみました。長さは5mです。そして、高さは125㎝でした。

つまりこんな感じです。

図1平均台の大きさ

体操選手はこの平均台の上で、落ちないのが当たり前のように演技をしています。いかにも、簡単そうに。

ゆかのようには自由に動けないけれど、平均台だからこそ映える技や動きがあるはずです。「どうしてそんな技がその細いところでできるの?」そう観客に思わせることが出来たら勝ちですね。

動きにおいても、横を向いた動きや座の動きは平均台だからこそ生まれるものです。細いからこそ横向きで動くのは難しいし、高いからこそ座の動きは面白さが増します。

これからの平均台はそんな平均台の特性をうまく使って演技をするものが評価されていくでしょう。

平均台の芸術性、構成の減点

今回紹介する平均台の減点項目は芸術性と構成です。

芸術性は美しさや動きの大きさ、リズム、テンポ、流れを見ています。

構成は開始技や横の動き、座の動きが入っているかを見ています。

芸術性の減点項目

芸術性の減点項目は8つあります。

姿勢が悪い 姿勢が悪い 0.1
動きが小さい 0.1
足の振り上げが小さい 足の振り 0.1
足の運びが美しくない
(つま先が伸びない、緩む、内向き)
つま先のゆるみ 0.1
つま先立ちのかかとが低い 踵低い 0.1
同じ種類の動きが多い。いろんな部位を使えていない。 いろんなダンス 0.1
リズムとテンポの変化がない 0.1
技と動きのつなぎがスムーズでない 0.1

構成の減点項目

演技構成の減点項目は4つあります。

開始技が難度表にない 0.1
横向きの動きが複雑でない 0.1
座の動きが複雑でない 0.1
足をそろえた1/2ターンを2回以上行う 0.1

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